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おこづかいで心を育てる

おこずかいとは

子どもの頃からある制度、おこづかい。世界の国でも利用の仕方は違っていても、昔からある制度です。このおこづかい制度は、じつは家族間の契約のもとに成り立っている制度なのです。子どものためのものと思われがちですが、大人のお金の管理にも大変役立つ制度です。

おこづかいのメリット

・家計から拠出している
・自由に使うことができるお金である
・やりくりする範囲をあらかじめ決めることができる
・堂々とへそくりをつくることができる
・値上げの交渉ができる
・家計のムダ
・使途不明金を減らすことができる

まなぼっクルでは、子どもにお金の教育をする際の教育ツールとして紹介しているほか、 大人のおこづかい制度の活用についてもその必要性と効果を紹介していきます。

 

12才までは「こころ」をしっかり育てる

12才までは、親や家庭との関わりがとても大きい成長期です。そんな密な時期だからこそ、 お金や社会との関わりについてまなぶ機会を与えてあげることができます。 おこづかいは、子どもの自主性や自立への意欲を育ててくれる、とても優れた、そして身近なPF教育ツールです。このときに培われた経験は、大人になるための基礎をしっかり形成してくれます。

 

 おこづかいの活用について

~「生きる力」をつなごう~

「おこづかいは世界で一番小さな経済」です。 子どもがはじめて「社会」「お金」との関わりを持つ、きっかけとなります。 また、お金のカンリをとおして、「尊さ」「恐さ」「大切さ」をしみじみ感じることができる実践的なPF教育教材です。 お金の出入りや消費・貯蓄まで、小さいながらも立派な経済を形成しています。 おこづかいは、昔からある馴染みの制度です。 各家庭の方針さえ違っていても、経験された方は多いのではないでしょうか。

「おだちんをもらった^^」 「お金を落として、落ち込んだ・・・」 「公園でお金を盗まれた・・・」 「友達に貸した50円が返ってこない!」 「ほしいものを手に入れた!」 「お店でお釣りを間違われた」 「お年玉を親に取られているように感じる。。。。」

こんな経験したことはありませんか?おこづかいは、子どもの成長に伴い、心も育ててくれるのです。 多くの経験をした子どもは、大人になってその経験の分だけ自分で判断できるのりしろをもつことができます。 これからの激動の時代を生き抜く子どもたちに「生きる」ための経験をさせてあげましょう。

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おこづかいのはじめかた

いつから?いくら?

おこづかいは、子どもがお金のやりとりに興味を持ち始めたら、声をかけてみましょう。 また、小学校に就学したときもチャンスです。 おこづかいの金額は、親子でよく話し合うことが大切。一方的に親が決めてしまうのはNG。

おつかいの併用

社会とのつながりやお金のやりとりを経験できるのは、おこづかいだけではありません。おつかいも立派な学習体験となります。 「おつりのない(ある)おつかい」「複数のお店でのおつかい」「予算内で賄うおつかい」など、子どもの成長に合わせたおつかいを経験させてあげましょう。

KANRI箱のつくりかた

おこづかい帳は、算数の練習帳ではありません。しかしながら、おこづかい帳がつけられずにおこづかい制度を止めされられる子どもがほとんど。 記帳ができないだけで、お金の教育をあきらめてしまうのはもったいないことです。 逆に親は、きちんとできているのでしょうか?そうでもないですね。そういうことで、おこづかい帳が続かなくても怒らないでください。 そんな場合は、KANRI箱がおすすめ。